OpenAIとAnthropicの収益内訳
OpenAIとAnthropicは生成AIをけん引する二大巨頭ですが、その収支の中身はだいぶ違う。OpenAIはチャットボットサービスであるAPI利用料よりChatGPTのサブスクリプションが大きいが(最大で73%)、AnthropicはCloudeよりAPI利用料の割合が大きい。この差は利益に表れて、OpenAIは損失が出ているが、Anthropicは今年中には黒字化できそうとのこと。(リンク)
Automattic、WordPressの戦いを始める前にWP Engineの収益の一部を要求
WordPressの開発者マット・マレンウェッグとWP Engineの間のゴタゴタが起きる前に利益の8%の利益配分をする交渉をしていたが、決裂していたという記事。WordPressコミュニティー全体を考えると、早く事態が収束することを願うばかりです。(リンク)
ExpensifyのオフラインUXパターン
FintechのExpensifyの開発チームによる記事。モバイルアプリはもちろんのこと、最近はWASMも普及してきてオフラインで動作するWebアプリも増えてきました。Expensifyのような会計にかかわるアプリであればなおさらUXは重要ですよね。(リンク)
「Blanding」はいまだ健在
最近のロゴのシンプル化の傾向を「Blanding」というそうです。PayPalのロゴ変更もその流れの一つ。Blandingが必ず成功するわけではなく、GapやトロピカーナのようにBlandingに挫折したブランドもある。バーバリーのように伝統的なロゴデザインに回帰したブランドもある。(リンク)
OpenAIの新ロゴにデザイン以上の懸念がある理由
OpenAIもBlandingの流れに乗ってか、よりシンプルなデザインのロゴに変更するといううわさが話題になっています。現在、主要な役員がどんどん離脱しているのもこのような変化の一環なのではないか。不吉な前兆なのではないかとささやかれています。(リンク)
"なぜ?"という質問はUXリサーチでは諸刃の剣になりかねない件
どうでもいいのですが冒頭の「UXリサーチ、バックストリート・ボーイズ、4歳児の共通点とは? 」に笑ってしまいました。「アイ・ウォント・イット・ザット・ウェイ」懐かしいですね。有名な計画行動理論(TPB:theory of planned behavior)を持ち出すまでもなく、「なぜ?」を理解するのはとても重要なのですが、「なぜ?」という質問には限界もあるという内容。人々は必ずしも自分たちの行動を合理的に説明できるとは限らない。認知バイアスなども考慮して慎重に精査する必要があると主張。(リンク)
ユーザーリテンション指標: B2B SaaSの成功の鍵となる理由
まず、B2Bにおいてユーザー維持と顧客維持は違うとこの記事では指摘しています。「ユーザー」は一人一人の利用者。「顧客」はお金を払ってくれている組織。ユーザー維持の指標はDAUやMAUといった利用率だが顧客維持の指標は解約率やCLVになる。ユーザーが維持できなければ顧客も維持できないのだから、まずは利用率や機能採用率などユーザー指標に着目しましょうと。(リンク)
Airbnbsの本当の所有者は誰? - マーケティングメッセージとデータからみえる現実
Airbnbのデータを集めているInside Airbnbを分析した記事。そこから生まれたのは「Airbnb体験は標準化され、利益を最大化するために最適化されたのだろうか?」という疑問。データから見えてくるのはAirbnbのプロ化。数件の物件を管理する個人より、複数の物件を管理するプロが増えている。記事の後半はInside Airbnbのデータの分析方法の紹介になっている。(リンク)